「解答」と「回答」の違い
解答と回答は、英語では同じ意味である「answer」という言葉を使って表現しますが、日本語では異なる意味を持つ概念です。
解答とは、問題などを解いて答えを求めることを指します。例えば、数学の問題を解くことであるとか、仕事上で技術的な課題を解決することも解答と呼ばれます。解答をすることで、問題に対して解決策を提示したり、解法を示したりすることができます。
一方、回答とは、質問・要求などに答えることを指します。例えば、試験で出された設問に答えることや、友人から聞いた質問に答えることなどがあります。回答をすることで、質問・要求に対する考えや意見を述べたり、事実を示したりすることができます。
解答と回答の違いを示す例を挙げると、以下のようになります。
・解答の場合
例:数学の問題
問:数学の問題です。x+y=30となる、xとyの値を求めなさい。
解答:x=15、y=15となります。
・回答の場合
例:友人からの質問
友人:今日の映画はどうだった?
回答:とても面白かったです。ストーリーがわかりやすく、演出もすばらしかったです。