リビア方式

読み方:リビアほうしき

リビア方式とは、リビアが大量破壊兵器の放棄を実行した後に、アメリカ合衆国が制裁解除などの見返りを与える考え方のこと。

2003年に、リビアのカダフィ政権(当時)が核兵器をはじめとする大量破壊兵器の開発計画を放棄すると発表した。その後リビアは、IAEA(国際原子力機関)の査察を受け入れ、また、大量破壊兵器の開発に関わる資料をアメリカ合衆国へ引き渡した。

アメリカ合衆国は、2004年からリビアへの制裁解除を段階的に緩和していき、2006年にリビアをテロ支援国家の指定から外し、国交正常化に至っている。

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